ミストラルコスメティクス
肌を変える洗顔と「守り」&「攻め」のスキンケア
ミストラル関連

「ヒト型セラミド」について

最近「ヒト型セラミド配合」といううたい文句の製品が増え、ミストラルが使っているアミノセラミドと何が違うのか?等々ご質問頂く事があったので、こちらでまとめておきます。

まず、「ヒト型セラミド」を謳っている製品の多くに配合されているのが、SK-influx Vという名前の複合原料です。

複合原料とは、その名の通り単一の成分でなく、原料会社の方であらかじめプレミックスされた原料のことで、SK-influx Vを配合すると、全成分上では以下の成分名が表示されることとなります。

  • セラミドNP(セラミド3)
  • セラミドAP(セラミド6Ⅱ)
  • セラミドEOP(セラミド1)
  • フィトスフィンゴシン
  • コレステロール
  • ラウロイルラクチレートNa(ラウロイル乳酸Na)
  • カルボマー
  • キサンタンガム

 

目印は「ラウロイルラクチレートNa(ラウロイル乳酸Na)」で、この名前があると「あ。SK-influxだな」とわかります。

そして、このSK-influxをさらに進化させたのがskinmimicsという原料で、こちらも多くの化粧品に使われています。「mimics」という名前の通り細胞間脂質を「模倣」したもので、全成分上は以下の成分名が並びます

  • セラミドEOS
  • セラミドEOP
  • セラミドNP
  • セラミドNS
  • セラミドAP
  • カプロオイルフィトスフィンゴシン
  • カプロオイルスフィンゴシン
  • コレステロール
  • グリセリン
  • セテアレス-25
  • セタノール
  • ベヘン酸

セラミド配合を謳っていて、セラミドという名前がついている成分がうじゃうじゃでてきて、「セテアレス-25」が入ってたらまずskinmimicsでしょう。

この2つの原料は本当によく使われています。で、実際いい原料なんだと思います。

でも。
じゃあなぜミストラルで使ってないのか?
なんですが、理由は2つ。

1つは
もうまさに上に書いた

「ラウロイルラクチレートNa(ラウロイル乳酸Na)」

「セテアレス-25」

が私は使いたくないからなんですね。
私の中で、「自分の肌に使うという事を考えた時、できればない方がいいなぁ」と思う成分が入っちゃってるので使ってません。

2つ目は
セラミドの含有量が少なくなるということ。
実はSK-influxはこの原料をこのままただ小さい容器に入れ替えて「原液シリーズ」みたいな感じで売られている事もあります。
それでもセラミドの含有量は

【SK-Influx V】

セラミド EOP(セラミド 1) … 0.001%
セラミド NP(セラミド 3)  … 1%
セラミド AP(セラミド 6)  … 0.5~0.6% 
合 計           … 1.551%

【Skinmimics】

セラミド EOP(セラミド 1) … 0.1%
セラミド NS(セラミド 2)  … 0.3%
セラミド NP(セラミド 3)  … 0.5%
セラミド AP(セラミド 6)  … 0.1%
セラミド EOS        … 0.1%
合 計           … 1.1%

となっております。
これ、原料を薄めずそのまま使った100%の状態でこの含有量ですから、製品になったときはこの原料を数%という形で添加していくので当然さらにセラミド含有量は減ってきます。

ただ、この原料はうまくくデザインされている原料なので少量であっても効果はありますので少ないから悪いということではないです。
よい原料だからこそ多くの会社で長く使われていますし。

では、ミストラルでよく使っているアミノセラミド「ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)」はどうかというと、もうこの原料はまんま100%疑似セラミドで、オイル(油溶性)の状態で売られています。
余計な界面活性剤もなく、とても製品が作りやすい原料なので私はこの原料が大好きです。
そしてこちらも多くの会社で使われている原料です。

以前、出張でこの原料会社さんとご一緒したときに、
「某高級化粧品がアミノセラミドを5%配合した商品があってそれがとてもよくて・・」とおっしゃってたんですが、

「いやいや・・・ミストラルは20%配合してる商品ありますよ!(リペアオイル)」と言ったらめちゃくちゃ驚いていました(笑)

このアミノセラミド、ミストラルはオイルクレンジングにもかなり贅沢に配合しているのですが、これのおかげでよりメイク落ちがよく、さらに洗いあがりのしっとりさも実現させています♪
シークレットフィリングにももちろん入ってますよ☆

そんなこんなで、「余計なものが入ってない」「処方に配合しやすいので、高濃度処方ができる」という2点において私はアミノセラミドを採用しています。

他にも、もろみから発酵させて作ったセラミドなんかもとてもいい原料なので気になってはいるんですが、製品を作る時に制約が多くていまだ採用に至っていません。

セラミドは肌バリア対策・乾燥対策にとって基本の「き」の成分ですが、純粋なセラミド原料は「粉」です。
構造には油になじみやすい部分と水になじみやすい部分とを持っていながらも、水にセラミドの粉を入れてかき混ぜても溶けません。
基本的に「粉」で売られている原料ってどれもそうなんですけど、溶けないし、混ざったかな?と思っても、時間がたつと粉どうしがくっついてダマになったり、それが沈殿したり・・製品にしづらいんですよ。
だからこそセラミドにまつわる原料というのは、各社様々工夫をこらして作っています。
セラミドそのものを溶けやすく加工したものから、もはやセラミドとは違うけど、まぁ塗ったら同じぐらいバリア機能補えますよ。みたいなものまで。

どれがいいとか悪いとかは、結局自分の肌に塗ってみた時のリアクションがすべてですので、ヒト型だからどうとか、疑似だからどうとかと頭でっかちにならず、自分の肌の反応をみてご自身に合う製品を見つけてくださいね!

本物のセラミドだろうが、偽物のセラミドだろうが、一番大事なのは「あなたの肌が綺麗になること」なので、それを忘れずに!

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