昨年、ご縁があって中央大学の授業でゲストスピーカーをつとめました。
私は本来話すのも書くのも苦手で、自分の人生も話も別段面白くないと思っているので、何もないところで自由に話してと言われても困ってしまっただろうと思うのですが、先生がとても引き出し上手だったおかげで、なんとか乗り切れました。
授業の前に何度か面会をして、私の経歴や今考えている事などをお話したのですが、ある時先生が
笹本さんが言いたいのって結局は
肌を通して自分自身を好きになってほしい
ってことですよね
とおっしゃったんですよ。
その時はそうかもしれないなーぐらいの感覚だったんですが、ここ数日この言葉をじわじわ反芻して今ここにこれを書いています。
肌と向き合うって、
例えば吹き出物ができやすいとか、好きじゃない場所にほくろがあるとか
自分がもともと持っている性質で、目を背けたいものやコンプレックスと対峙しなくちゃいけなかったり
ちょっと太陽とはじけ過ぎてシミができちゃったとか、
あの日あの時日焼け止めさえしっかり塗っておけば・・・と過去の自分の過ちをまざまざと突き付けられたり
・・・こう書くとまるで人生の縮図です。
他の誰かの肌をうらやんでも、その肌にはなれないし。
でもだから、いち早く自分と向き合う覚悟を決めて、自分を観察して、自分の感覚を研ぎ澄ませた人が健やかなのではないでしょうか。
いつも「あなた」にかえるのです
夜この化粧品を使って、翌朝の肌はどうでしたか？
あなたが気づき
あなたが感じ
あなたが決めるのです
一人の時間
肌を向き合う時間を大切に
世間一般的なお手本や、誰かがいいと言っているとかではなく
みんなと違うかもしれないけど、自分はこのやり方の方が調子がいいな？というのを見つけるのが自分への最高のおもてなしです。
スキンケアを通して自分を知り、自分のことを好きになってほしい
誰かと比べたりせず
自分が健やかになる術を自分で見つけられるようになってほしい
確かに私がミストラル通して伝えたいのはそういうことなのかもしれません。
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おまけ。
先生も生徒さんにいつも「自分を好きになってほしい」と思っているそうで、こんな先生に教えてもらえる生徒さん幸せだよねって思った。
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