ミストラルコスメティクス
肌を変える洗顔と「守り」&「攻め」のスキンケア
ミストラル関連

NMF(天然保湿因子)とアミノ酸について掘り下げる

ミストラルのスキンケアで一番重要視しているのは紛れもなく細胞間脂質のメイン成分「セラミド」なんですが、NMF(天然保湿因子)も無視してるわけじゃないです。

NMF(天然保湿因子)って何

「肌の潤い」とは皮膚の一番上の部分、角質層の中に含まれている水分量のことを言います。

角質層の中はこんな感じでして。
この角質細胞の中にNMFはいます!!

ミノンで有名な第一三共さんがめちゃわかりやすい絵を出してたからお借りするね・・

角質細胞のなかにはケラチン線維でできたハンモックのようなベッドがあり、そこに天然保湿因子が留まっています。
ところが、このハンモックが壊れてしまったり劣化してしまうと、天然保湿因子は角質細胞内に留まっていることが出来ず、流出しやすくなり、結果として、角質層内のアミノ酸の量が減ってしまうのです。 このケラチン線維などのタンパク質は、外的ストレスにさらされると糖化や酸化をうけやすい状態になります。
出典:https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_minon-aminomoist/story/nmf.html

絵で分かる通り、角質細胞内でNMFは水と結合して、水が蒸発するのを防いでいるんですね!

NMFの中身を見てみよう

ぼんやりとでも、肌にはアミノ酸がいいらしい・・と理解している方は多いでしょう。
その通りっ!!

NMFのうち、約40%がアミノ酸!!

まぁね、これ「天然保湿因子」だから。
「天然」だから、自前でつくれるのよ。日々つくってるの。
でも、洗顔とかで大至急流れていなくなるから、なるべく流されないような優しい洗浄剤で洗おう、さらにはスキンケアで補おうっていう話がでてくるわけ。

アミノ酸地味だけどすごいし、成分名になくても意外と潜んでる

正直NMFもアミノ酸も今の化粧品業界からしたら「すげー地味」な話なんですけど、アミノ酸にやたらにこだわっているポーラズチョイスの創業者Paula Begounさんも

  • アルギニンは皮膚の損傷を修復する役割を果たす
  • ヒスチジンは抗酸化作用があり、肌を落ち着かせる
  • メチオニンは、皮膚に害を与える前に有害な物質を中和する
  • リジンは、サポート要素を強化することで、肌の表面を目に見える形で引き締める
  • プロリン、ロイシン、グリシンは、小じわやしわの外観を減らす

と仰せです。

はい。ここで、「プロリン 化粧水」とか「アルギニン 美容液」とかの検索ワードで探そうとした方、待って。

スキンディレクションで解決できるからーーーー!!!

え?でも待って??
プロリンとかアルギニンとかって文字、全成分にもないじゃん!!↓

全成分:水、グリセリン、プロパンジオール、ナイアシンアミド、1,2-ヘキサンジオール、ヒアルロン酸ジメチルシラノール、サッカロミセス溶解質エキス、カルボキシメチル-β-グルカンNa、プランクトンエキス、アルテミアエキス、酵母エキス、ヒアルロン酸Na、コメヌカスフィンゴ糖脂質、BG、α-グルカンオリゴサッカリド、ラフィノース、キシリトール、ポリグルタミン酸、エチルヘキシルグリセリン、リゾレシチン、水添レシチン、クエン酸Na、クエン酸、水酸化Na、フェノキシエタノール、メチルパラベン

違うんです。
サッカロミセス溶解質エキスにアミノ酸は含まれているんです。

このサッカロミセス溶解質エキスって、酵母エキスなんですけど、かのSK-2ピテラを目指して配合してるんです。
ピテラは汎用原料じゃないから他の会社は使えないけど、似たような効果が欲しいYO!という会社がこぞって使ってる、それがサッカロミセス溶解質エキス。

このように、全成分上にアミノ酸名は出てこないけど、原料の中に含まれていることもあるよ~~~!!
なんならプラセニストのプラセンタエキスもそうだからーーー!!
っていうか、ペプチドもアミノ酸がいくつかくっついてできてるからーー!!

セラミドの事ばっかり考えてるわけじゃなくて、ちゃんとNMFの事も考えてるから~~!!!

という事をご理解頂きたかったのでした。

それでは!!

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