ミストラルコスメティクス
肌を変える洗顔と「守り」&「攻め」のスキンケア
美容の話

接触皮膚炎を知ろう~パッチテストパネル(S)をやったよ~

パッチテストとは

パッチテストは、アレルギー性接触皮膚炎の原因となるアレルゲンを確定する有力な手段のひとつで、アレルゲンと推定される物質を患者の皮膚に貼付して、人工的にアレルギー性接触皮膚炎を再現させることにより、原因アレルゲンを特定する方法です。
(引用:佐藤製薬HP

接触皮膚炎とは

接触皮膚炎とは外来性の刺激物質や抗原(ハプテン)が皮膚に接触することによって発症する湿疹性の炎症反応をさします。

接触皮膚炎診療ガイドライン2020の報告をここにお示しします。

このように、アレルギー性接触皮膚炎の原因はやはり化粧品・薬用化粧品が過半数と多いです。

もう少し詳細に見てみると(数字と面積が比例してない図ですが)

髪の毛マターが多い・・・
シャンプーの多さは「イソチアゾリノン」などのカビに強い防腐剤の影響や、トリートメントなどの4級カチオンかな・・・・
化粧水・美容液・クリームがアレルゲン代表格の染毛剤より多いのがなんかこのデータすごいっていうか驚き。
化粧水・美容液・クリーム関係は、2016~2017だとまだ防腐剤関係も多そう?(だけど、今はパラベンの代わりに使われる多価アルコールや保存目的成分に反応する人もいそう?)、あと、個人的にはビタミンC誘導体が多そうだなぁ~とぼんやり思ったり。(ここ最近では高配合のビタミンC誘導体化粧品の報告をよく目にする)

化粧下地・ファンデーションあたりはやっぱり紫外線吸収剤かな~?顔料という可能性もあるけど。

ちょっと前に香粧品学会で見たデータだと、ジェルネイルやまつげエクステのグルーなんかの報告も増えていたような・・・
(ここにお示しできないのでごめんなさい)

ただ。

顔に出る異常はスキンケア製品だけが原因とは限りません。
こちらは過去の報告ですが、1番多いアレルギーは「ニッケル」になってますね?


(引用:接触皮膚炎診療ガイドライン2020

ニッケルっていわゆるステンレス製品、アクセサリーや腕時計などに入っていますが、顔に直接触れるものだと

金属製のビューラー

金属製のコロコロ美顔器

などがニッケル含有製品です。
こういった場合、ビューラーやコロコロ美顔器をやめない限り、スキンケアをいくら替えても肌荒れやかぶれに悩まされることになります(涙)

で、今はとても便利なものがあり、日本人に多いとされる接触皮膚炎原因物質を定めたジャパニーズスタンダードアレルゲン2015をベースに、22種類が一度に検査できる試薬「パッチテストパネル(S)」を使って網羅的に調べる事ができます。


(引用:こころ皮ふ科クリニック)

化粧品に配合される防腐剤なども検査できるのですが・・・このパラベンミックスってメチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン、ベンジルパラベンの5種なんですが、現在汎用されているのは比較的刺激の少ないメチルパラベンとエチルパラベンの2種がほとんどだと思うんですよね。
なので、化粧品の人間としてはこの2種でも見てみたいなぁという気持ちもあったり。

ともあれ、こちらのパッチテストパネルは、皮膚科の学会で知ったのですが私自身アレルギー体質であること、また患者さんのよりよい生活のためにこのパッチテストの啓蒙活動に尽力されている先生方のお力になりたいという気持ちから、私自身が実際受けてみた体験記をお届けします!

パッチテスト体験記

まずはこのパッチテストが受けられる皮膚科を探しましょう!
以下心得です。

▶保険適用ですが、それでも6000円弱します

▶貼り付け日、48時間後、72時間後、1週間後と4回通わなければいけませんので、なるべくアクセスしやすいところを選びましょう!

▶張り付けてから2日間はお風呂に入れませんので、汗ばむ季節の検査はお勧めしません。
(貼り付け日の当日、できれば直前にお風呂に入っておこう・・・!!)

▶パッチテストをすることで、かえってアレルギーを誘発してしまうことがあるリスクも理解する

私は世田谷のそのだ皮膚科で行いました。

最初パッチテストパネル(S)と金属パッチテストと両方同時にやろうと思ったら、(大学病院じゃないから)片方しかできないと・・・

とはいえ、パッチテストパネルにも金属が一部含まれているので、とりあえずパッチテストパネルからやることに。

顔以外はめちゃくちゃ無頓着なわたくしの汚い背中の写真が出てまいりますが、我慢してくださいね←

まずは貼り付け当日。こんな感じです。

72時間風呂にも入らずがんばります・・・
が、2日目の夜には透明の保護シートが寝ている間に半分までめくれましたが、パッチテストは無傷。

はがして15分経って1次判定。こんな感じ。

もうすでに「金(ゴールド)」が反応。

え!?ゴールド!?と思いきや「けっこう金アレルギーいるよ・・・」と先生。
確かに・・・40歳になった去年、記念のジュエリーを買おうといろいろ試着してた時、蚊に刺されみたいにプクっとすることあったよ・・・
思い当たる節しかないよ・・・

こちらはさらに翌日。ニッケルも出てきました(汗)

日本人が一番多いのがニッケルアレルギーだよ!!!と先生。

・・・そだねー
前述の表もそうだったよねー

で、1週間後。

そのだ先生
そのだ先生
あーやっぱり金とニッケルって感じだねーーー
まりこ
まりこ
え・・私、ほとんどのジュエリーもアクセサリー(ニッケル)もダメですね!?
そのだ先生
そのだ先生
ピアスはチタンポストはイケるし、プラチナも大丈夫だよっ!!!

とはげましてくれる先生。

うん。でもたけーよ。プラチナたけーよ・・・と思ったのですが、まぁわかってよかったです。
基本もうカルティエとかで散財しなくていいわけですからっ!←ポジティブ

ということで、さっそくつけっぱなしにしていたゴールドのピアスを外して過ごしてみたところなんと・・
長年悩まされていたデコルテの吹き出物がほとんどでなくなりまして・・・・
これまで、いろんなピーリングやら塗り薬やらやってきたのに・・・驚きです!!

基本的に接触皮膚炎は陽性反応が出た物質との接触を避ければ、かぶれや肌荒れなどが改善することが多いです。
でも!私のような金属アレルギーの場合は、金属との接触をさけるのはもちろん、やはり食べ物にも気を付けた方がよくて・・・

でもさ・・
見てよ・・・ニッケルを含む食べ物の多さよ・・・


(引用:マルホ皮膚科セミナー「金属アレルギー」

私は何か重篤な症状があるわけではないから、これ全部厳しく制限するほどではないとは思うけど・・・

豆全てって・・・wwww
海藻全て・・・wwww
玄米も・・・www
蕎麦も・・・www

もう・・日本食や今健康のために良き!と言われがちな食品がまるっとニッケル多めっていうwww
でも私ってほぼ中華でできてるんですよ・・お家に炊飯器もないし・・・
自然とニッケル回避食に最適化されていたwww

「チョコレートとりあえず2週間やめてみて?」と指導する先生もいるようです・・・
なかなかしんどいニッケルアレルギー!

そして、金属アレルギーにも配慮した化粧品メーカーといえばアクセーヌ!
HPにもわかりやすい説明が・・・


(thanks to ルナ先生

そして、ファンケルさんもがんばっています!

はぁ・・・金属アレルギーガチ勢、汗かく夏はつらいっすね・・・

でも、とりあえずまた自分の身体を知る事ができてよかったし、デコルテに吹き出物ができなくなったので満足!
いつも言っている事ですが、自分の肌や身体は死ぬまで自分と共に生きてくれる大切なパートナーです。
うまく付き合っていくためにも、自分の身体の性質や癖を理解してあげることは自分へのおもてなしです☆

この記事が原因不明のかぶれや皮膚炎、肌荒れに悩んでいる方のお役に立てたら幸いです!!

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